0.3 抽出比率と抽出に関する用語の定義
抽出比率と抽出に関する用語の定義
抽出比率という言葉はややこしい表現になりえます。
ほとんどのバリスタは、フィルターコーヒーであれば『リットル当たりの粉量(グラム)』、エスプレッソなら『EBF(エスプレッソブリューフォーミュラ)』を用いていますが、多くの場合は間違った解釈をしていますので、ここでは用語の説明と定義をしたいと思います。
リットル当たりの粉量(グラム): ここで言う抽出比率とは、抽出の際に使用した湯量を基準とした比率を示しています。
例としてコーヒーメーカーに60グラムの粉に1リットルの水を与えれば、60g/Lとなります。
ミリリッター当たりの粉量(グラム): 1グラムの粉に対して使用した湯量の比率として、ミリリッター当たりの粉量(グラム)は考えられています。
先ほどの60g/Lを例とすれば、16.6667:1という比率に変わります。(1000mlを60gで割る)
【留意点】